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2006年10月19日 考えるヒント

パーマカルチャーしよう!―愉しく心地よい暮らしのつくり方

安曇野パーマカルチャー塾

今日本でパーマカルチャーに関心のある著名人から普通の人まで寄稿し様々な思いが綴られている。末筆ながら小生も縁あって寄稿させていただいた。

本格的な専門書ではないけれど、パーマカルチャーの大切な部分はその哲学の部分である。それを人それぞれがどのように感じそしてなにを実践するのかは、人それぞれで違う。
しかしそれらはみなパーマカルチャーというひとつのシンボルの元に同一であり、求める先も同じものであるはずである。

そしてそれが何なのかは、今みんなが追及している最中である。

ではパーマカルチャーとは何かといいえば、端的に書くと自給自足的な循環境生活つくりの方法だろう。農的な暮らしをベースとして、エネルギーを自然にもとめ効率的に環境をデザインする方法。様々な循環をデザインすることで、食事や作業が人だけでなく、動物や植物の力を借りながら生活できる。
それは苦行ではなく、ある意味これからの楽しい生活のヒントだ。

田舎暮らしやスローライフ、そしてロハスを通過してきた関心は、いづれ普通の人々が自分の暮らしの原点を楽しむ時代がくるだろう。
パーマカルチャーはそのシンボルであり、難しい環境問題でもなければ、悠悠自適なスローライフでもない。

本書は、まだまだ一般になじみの無いパーマカルチャーを一般人の視点で現実的な意識へと導いてくれるに違いないと思う。


■誰が関心を向けるのか

近年ロハスやスローといったキーワードに親しむ方々が増えている。しかし資本主義圏内に生活している以上ある種のジレンマも持ち合わせ、ナチュラルライフも金で買えるものなのか?そうではないのか?といった迷いを持つ人も多い。
環境に配慮した製品を使いつつも、過剰包装の買い物をせざるを得ないし、便利な製品は手放せない。

しかし自分の気持ちや考え方が大切だと信じて、完璧とは言わないけど、ナチュラルに暮らす人も多くなっている。迷いジレンマと向き合いながらその理想の可能性を得られる日を待っているのかもしれない。

パーマカルチャーは先にも述べたが手法である前に考え方の問題でもある。都市に住む、田舎に住むといった差別なく、まずは自分の考え方に自信と確信をもつ事が必要であるが、その模索を繰り返す方々が様々な機会と経験をレポートしているのが本書でもある。
最前線で戦っている人もいれば、自分に素直に向き合おうとしている人もいる。持続可能な社会の理想像でもあるパーマカルチャーの考え方と手法は、決して手軽ではないけれど、幸せとか安心とか安全とか皆が求めているものは実はここにあるのでるよと言っている気がしている。

安心マークの製品や、メーカーの保証、そして成分表示が安全ではないとわかっている。保険があるから安心ではないとわかっている。幸せとは何か!?についてもわかっている。


そう、自分で作り出すものが一番・・・・

面倒!?
できない!?
時間がない!?


面倒でも、できなくても、時間がなくても、パーマカルチャーな考え方を自分の中に持ってみよう。面倒でなくなる日、できるようになった日、時間ができたときに、きっとやるべきことがパーマカルチャーの中に楽しみとなって満載されているはずだ。
そんなシンボルであるパーマカルチャーを身近に置いておく本である。

Posted by syn at 2006年10月19日 11:33


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