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■ ナチュラル・アドバンテージ 有機農法に学ぶビジネスの持続可能性とロハス企業
本書はロハスというマーケティング・マネージメント概念に沿って、これからの企業や個人の働きかたにヒントを与えてくれる良書である。
その考え方や発想は、僕自身にもとても共感するし、それを自分の仕事においても実践しようとも試みている。
かいつまんで言うと本書は、有機農業というビジネス及び勇気農家という働きかたに見る、自然との調和というものをリアルに体感し、そしてその自然でストレスの無いスタイルをもっといろんな場面において応用したいという発想である。
エコロジーとかロハスとかが流行で終わることなく、その素晴らしさを自身で取り込むことがこれからの働きかたであり、経営や商売においてもより持続的に行うために知恵でもある。
西洋文明のグローバリゼーションによって世界中がストレスに見舞われつつある中、その発祥の地アメリカではそれに相反する動きも盛んである。ナチュラルアドバンテージを体系化した著者もMBA取得者であり、ビジネスコンサルタントもやってきた人であるから、その相反するシステムの両方を見てきた実践家でもある。
有機農家とはなにとかいうと、いわゆる大量生産と均一的生産を行うために機械と薬物によって生産工場的にビジネスを行う農家と相反する、無農薬有機肥料によってのみ生産を行う農家のことである。有機農家はより持続的に営むために、その土壌や周りの自然に対して、受け入れ大切にしてより自然が自然のままの状態で継続して存在していけるということを第一前提とし、それに伴う収穫の減少や形の不均一は2の次の問題である。
しかし、このことによる恩恵は、野菜の味がリアルに改善され、人体へ悪い農薬が蓄積されることなく安心なものであるということが最も大きな恩恵である。
そのことは持続的という側面から見ると、人の営みにおいても非常に不可欠なものである。生産者は地域ビジネスを推奨し、あまり流通の手間とコストさえも好まない。
では、このことが他の産業や人の営みにどのように関連するのかというと、つまりは、自然環境やそのサイクル、時間の流れ、そして予想不可能な現実においてどのように対応するかという感情的選択力といったものを重視する。
完璧なノルマや数字の正確さを求められる現在のビジネスにおいて、これらストレスの要因をどのように取り除き、顧客満足だけでなく顧客の安心や持続的ビジネス=持続的な顧客との関係をより自然体に、感情的・情緒的に対応していくかといったことにテーマを置いている。
持続的という言葉は、ロハスという言葉が世にでたころから頻繁に聞くようになった。サスティナビリティという概念は、これまでの右肩上がり成長が、何かを犠牲にしてきた反省を省みて、これまでの犠牲が今後の社会や人生に多大な影響を及ぼし始めていることに気付いた人たちの警鐘である。
右肩上がりが実はそれほど大切なものではなく、持続することが最も大切であると考えるようになっている。
その持続的という概念は、要するに何かを犠牲にすることをやめるということである。それが自然環境であったり、人間関係であったり、そして自分自身であったりする。それらが円滑で共栄するには、競争はありえなくなり、より女性的な社会の到来をも意味する。
子孫にどのような未来を受け継げるのか。過去から永続的にリレーされている地域地域の知恵や伝承を途絶えさす事なくリレーすることを忘れないようにする。
だから人は皆、持続型の社会と持続型のビジネスに移行することをはじめていくことになる。その先駆的な考え方が本書では解説している。
より具体的に実践的に伝えようという著者の試みが伝わってくる。が、本書を読むことは僕にとっては少し苦痛だった。翻訳者との相性もあるだろうが、僕は本書と出会って「これはきっと自分の考えも代弁してくれているに違いない!」と多大な期待を寄せたのも要因の一つかもしれない。
でも自分が言いたいことも書いてくれているし、ここに書かれてあることは将来のスタンダードにもなりえると思っている。
だからビジネスに興味あるひとも、自己実現を求める個々の方も、将来のライフスタイルビジョンの一環、そしてロハス的ライフスタイルとはなにか?のヒントとしてでも、一読をおすすめしたいのです。
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こんにちは!
「多忙な人のスローライフ」の大樹です。
トラックバックありがとうございます。
以前にスタジオボイスの件でコメントを
いただいたこと おぼえていますよ。
お久しぶりです。
こちらはすごく充実しておられますね。
私は最近さぼり気味ですが、
なんとか何かが見つかるまで
続けようと思っています。
これからも、いろいろと
参考にさせていただきます。
大樹勇魚 さんコメントありがとうございます。貴方のブログに比べるとへたくそな文章でおはずかしいです。
何かお探しですか? いやー結構日本も素敵な次元がありますよね。
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・スローなビジネスに帰れ eに踊らされた日本企業への処方箋
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・社長失格~ぼくの会社がつぶれた理由~
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・希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く
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・リトルトリー
・マイ・ゴール これだっ!という「自分の目標」を見つける本
・聖なる予言
・なまけ者のさとり方
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ロハス
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アラン ヒークス (著), Alan Heeks (原著)