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2004年12月30日

古本からメッセージを受け取る

ここロハスの書棚で、ご紹介する本は決して新刊やベストセラーだけではありません。
ときどき訪れたBookOFFなんかの古本屋で見つけた本も多く含まれます。

本からメッセージを受け取るには、

「全文を一生懸命読む」より、「光る一行を探す」

というほうが今の時代的であり、ロハス的であると感じます。

情報過多の時代ですが、出版物も大量にあります。
人々はネット上で大量の発言を繰り返し、メッセージも大量に溢れています。

でも、考えるのは自分であり、実行するのも自分であり。

だから、100円で買ってきた本からでも、光る一行のメッセージを見つけることは、100円以上の価値につながります。1000円で10冊もあれば、それを見つけれる可能性も膨らみますよね。

だから、ロハス的にセルフクエストを行うにあたって、ここでは、新刊やベストセラーにこだわらず、しかも筆者自身が価値ある一行に巡りあったモノを厳選し、ナビゲーションしたいと思っています。


古本屋でも比較的新しい本も半額です。750円くらいでしょうか。
積極的にそれを活用し、より多くの本にめぐり合うほうがいいと思います。

Posted by syn at 23:11 | Comments (0)

仕事は楽しいかね?

デイル ドーテン (著), Dale Dauten (原著), 野津 智子 (翻訳)

悩みを抱えたでもない、仕事中毒でもない、普通のビジネスマンが、偶然であう老人に気付きを与えてもらえうストーリー。

この本は、その物語、話のストーリーが、どことなく落ち着きがあり、のほほんと読める癒し系な本です。


人は準備ができれば、よき人に会えるし、メンターにも出会える。そして何より協力者が現れる。準備とは気の持ち方であり、自分への納得であったり自信であったり。
でもそこまで行くには、葛藤があり、悩んだり、落ち込んだり、投げ出したり。
本というのも出会いである。その準備ができる寸前に、本からのメッセージが届きます。この本にもそんなメッセージがたくさん託されています。

「新しいアイディアというのは、新しい場所に置かれた古いアイディアなんだ」

メッセージというのは、根掘り葉掘り解説しません。いや解説できないんです。教えて欲しいのはやまやまだけど、メッセージを裏読みしなければなりません。つまり、「思い巡らす」こと。
メッセージはときに優しく、ときにはうるさくうざいものであるかもしれないですが、この本は、大雪で封鎖された空港の待ち時間に偶然に出会う老人とビジネスマン(自分)というストーリーが、気兼ねなくメッセージに対して思う巡らすことができます。


「成功するっていうことは、右にならえをしないことなんだ」


ロハスな視点でみると、この仕事(ビジネス)という切り口でかかれてある本書ですが、もっと人生に対する大きな見かたができます。何を志すにしても、何を活動するにしても、何を実現させようとしてでも、この葛藤を克服して、準備段階にあがるまでの、一冊として、ひととき、このストーリーの主人公になりきっても無駄な時間ではないのではないでしょうか。

Posted by syn at 21:04 | Comments (1) | TrackBack

2004年12月29日

エコロジー幻想

武田 邦彦

この本の正式タイトルは、「日本社会を不幸にするエコロジー幻想―「環境にやさしい」が環境を破壊する」といういささかネガティブなタイトルだ。
しかし、善意を持ってない環境論がすでに露呈され、ここでさらに環境問題も本質的なものにしていかないとヤバイという状況である。

でもそんな硬いことじゃなくても、もっと本質的に追求したほうがキモチいいという観点で話は進む。


■間違った「善」

エコロジーでない近代科学、さらにエコロジーを詠っているものの矛盾。それらの事例を多く集め、作者なりのエコロジー=環境配慮・人の自然な営みを説いている。
先日エコプロダクツ2004というエコロジー関連企業の見本市に行ってきた。環境に配慮した技術や製品の展示会だが、なかなか活況をあびており出展ブースの数も大変多かった。それだけ皆環境に配慮した意識を持っているものと思うはずだったが、帰宅の途につくとどこか空しさが残っていたのも正直なところ。
まぁ、一度にあれだけたくさんの「エコ」を見せられると、もうエコいっぱい!な気分にでもなるんだろうか。
それは間違ったエコロジーというこの本の章でも述べられているが、展示会場現時でそのときそれが科学的根拠がどうだとか言う前に、直感的に「本当にエコ?」な気分にさせられる。

そう、今の通常の消費社会とどこが違うのか?

それが、この本では、様々な根拠を掲載し説明してくれている。

でも、もしあなたがエコロジーや環境に配慮したいという美しい意識があるのであれば、それをムダにしないためにも、こういった負の知識が最初に必要なのではないかと思う。間違った善をしてしまわないためにも、無知ではいけない。
「冷凍食品」「空中生活(マンション)」「田舎暮らし」「省エネ」「太陽電池」「グリーン購入」「環境にやさしい」「抗菌」「リサイクル」
こんなキーワードも一歩間違えば「悪」となり「エゴ」となる。せっかく良心でそれを利用したり購入したりする善意が「悪」にならないようにするにはどうすればいいのか。そんな視点を大切にすべきだと思う。さらにそういう教育をして欲しいとも思う。
ただ真のエコは、経済活動に支障をきたす側面があるので、企業や国家をそれを教育することは無いだろう。

今すでに持っているものを長く使う。捨てない。修理する。そんなことを企業が推奨するには勇気がいる。


■この本はとても奥が深い

エコロジーを切り口に説いていますが、結局はそのスタイルや方法論でなく、個人の気持ち、意識のありよう、そして時間や活動(仕事)の取り組み方がエコロジーになると、物質面や環境面にも好影響する。
それが真のエコロジーであるというところに持っていかれます。
例えば時間の流れ方が意識によってスピードが変わるということ、盗まれている時間と自分の時間があること。「興味を持つ」「したいと思う」そして「満足する」この意思の流れと行動のシンクロは、当セルフクエストでも確認できるところです。
そこから「感動」という感情を増やし、質を上げる。そのための視点は、最近のロハスという言葉から関連付けられている「持続性」という観点につながります。持続性限界点を超えて搾取すると全てが壊れます。人はこの限界点をいくつも越えようとします。それは資本主義社会が右肩上がりを前提としているので、自然的に限界値を超えてもお構いなしになるのはエゴとして当然です。

でも消費活動の末端は我々庶民であり、我々が勤めている企業です。だから、買いたくないものにすればそれらは価値の無いものとして減量されていくでしょう。その観点をこの本でも述べられていますが、結構感動的に書かれてあります。癒されて、感謝して、そう、いい気分になる本です。

冒頭に書いた、正式タイトルからは察しもつかない、感動心が湧いていきます。そこで学習した間違ったエコをしないような意識を持つこと。これは地球や環境のためではなく、まずあなた自身の体と心の問題として取り組めば、それがエゴであってもやがてエコに変わっていくから、取り組みやすいと思います。


■目次

序章 あまりに皮肉な「最も幸福な環境」
第1章 部分的には正しく全体では間違っているエコロジー
第2章 「環境にやさしい生活」の科学的な間違い
第3章 「目に見えるもの」より「目に見えないもの」を考える
第4章 自己満足でない「感動のある環境」で生活する
第5章 日本復活のカギを握る"エコロジー"発想


アマゾンでの評価が低いのは、なぜだろうと思う。多分環境に配慮してきた意識ある人が、それを間違いだとでも言われたのだろうか。多分そう思う。
この本は3年前に書かれたものであるが、それからどれほど進歩したのだろうか。技術よりまず意識。退化はしていないと信じている。

Posted by syn at 00:04 | Comments (2) | TrackBack

2004年12月28日

ロハスの書棚について

このロハスの書棚は、もともとセルフクエスト構築の際に、参考文献として参照・研究された書籍を集めております。

そこで、これらの書籍をデータベース化し、セルフクエストを実践・ご利用する上で、さらに詳細に学習される方へのヒントになるように、参照個所や、セルフクエスト的解釈、ポイント解説を掲載していきます。
あるロハス的、セルフクエスト的解釈な書評として参考にしていただければ幸いでございます。


書籍が大量にありますので、こちらも順次再確認しながら、このサイトを完成させていきたいと思っています。また、随時新刊を参照した場合等も、随時追加してまいります。

もし書籍名が挙がっており、解説掲載がされていないもので、リクエストがありましたらお気軽にお寄せください。再度確認し優先的に掲載してまいります。

Posted by syn at 21:01 | Comments (0)