自己実現のための自己分析方法。確信できるセルフイメージで自分を変える、本当の自分がやりたいことを行動するための自分探し方法。


セルフクエストの裏側~主催者へのインタービュー~

Writing by syn on 2009年11月02日

セルフクエスト主催:大平伸介
インタビュアー:牧瀬真央

牧瀬:セルフクエスト立上の経緯についてお伺いしたいのですが?
大平:インターネットコンテンツの制作に携わってきて、企業の販促活動は当然ながら、情報を束ねるような仕事が多かった。

情報と情報を繋ぎ合わせる、ひとつの興味からスタートして、それこそWeb状に広がっていき、インターネットに釘付けになるような仕組みがクライアントには喜ばれる。

インターネットはもともとそういうものだから、当然なんだけど、「多様化」という意味では、そういう資本主義的仕組みに拘束させるようなコンテンツではなく、人がもっと主体的に解放されるようなコンテンツを作りたかったわけです。


そもそも、都市的な生活自体が経済活動に拘束されている現代社会において、ドロップアウト的に、人が自由に自分の考えを自然に表現しているようなライフスタイルが本来必要だと考えるわけですが、それが実際にはどのようなものかまだ答えはでていません。
しかし、世の中のルールだけではなく、まず自分のルール、自分の主体性を見出すべき習慣というものは、いつの時代も必要なものと考えます。

そこで自分自身の土壌であるネットコンテンツという舞台でそれを表現するには、「情報が外へ繋がり続けるインターネット」に併設して、自己につながり自分の情報をかき分けて見つけ出していくようなインターネットもしくはインナーネットのようなコンセプトを最初に立てました。

つまり、インターネットを外部の情報検索だけに利用するのとバランスよく、自己の情報をまとめ上げる、そしてそれを生活や将来のための種まきとして活用できるような、有意義な時間をユーザーに持っていただきたいと思いました。


牧瀬:自己実現とはどういうことですか?
大平:主体性を持った自分の理想を達成させることです。
主体性を持った自分の理想というのは実は非常に難しい発想で、例えば自分の夢があっても、それは結局経済的メリットの享受が前提であったりして、経済ルールに拘束されているのか、それとも本当に主体性を発揮しているのか、自分でもわかりにくいところでもあります。

しかし社会通念に流されて「諦める」よりはましかもしれませんが、真の理想というものは誰でも持っているもので、経済活動であれ、生活であれ、そこを諦めずに目指す、達成されなくても、常に心の隅には置いておくべきものだと考えます。

その真の理想というものを自分が自分でわかりやすくまとめる、その第一歩がセルフクエストのシステムでまかなえます。


牧瀬:真の理想や、自分の夢は、かなえられるものなのでしょうか?
大平:真の理想や夢が、自分の中で確立してそれを信じられるようになれば、周りから勝手にかなえられることも多いです。
自己実現は、計画と実行による努力よりも、自分の中でどこまで信じられているのかが一番難しい点です。そこに疑いがあると、いくら努力しても時間がかかるだけです。反対に真に信じられることができれば、自分の努力に加えて、周りの援助を得ながら環境は整っていきます。


牧瀬:実際にそういう体験はあるのですか?
大平:はい。華花しい成功談を披露できるようなことではありませんが、常に思い通りのライフスタイルを経過してきています。
自分の中では、「人は経済活動をするために生まれてきているはずではない」というヒラメキがありました。自然体である人間が地上に生まれたつ意味、哲学的で敬遠されそうなテーマですが、その意味がわかるところまでは行ってませんが、自然生物として、自然界に自然に人間的に生息するためのライフスタイルがあるはずだと思っていて、そんなライフスタイルを常に手探りしていますが、今は農的な自給率を高める暮らしとインターネット関連の仕事と両立させています。そしてそれはここ数年思い描いたとおりにほぼ進んでいます。

最初は東京のど真ん中で漠然とした「自然共生の生活」を思い描いていました。そして様々な情報を得ながら、自己のリソース(能力や人間関係、時間やお金)の情報をまとめながら、その「自然共生のあり方」のイメージを具体化しつつ、現実的な事例を見聞して自分の理想の確信を深めました。そしてそれらを自分の希望として、いろいろな人に伝えました。「こういう生活がしたい・・」と。もちろんそんな夢物語を否定する方もいれば、共感する方も見つけられる。そのあたりから交友関係の層に大きな変化が現れました。出会う人出会う人が自分を助けてくれる人だったのです。自分はその流れに乗る努力と準備をしました。しかし行動は起承転結のある計画的なものではなく、常に準備に徹していたように思います。
実際に田舎に移住して自然共生の生活を開始するまでは、時間はかかりませんでした。その後はあイメージが曖昧なところを漬け込まれてか、多難なこともありますが、流れにのって現在があることは事実です。


牧瀬:その自己実現を達成させるのに一番大切な部分はどんなところでしたか?
大平:先ほどのとおり、真の理想に確信を得る部分と、そしてそれをわかりやすく回りに広言するようなことです。周りに広言するために、わかりやすく自分の中でまとめると言ってもいいかもしれません。行動や努力の前にこれが必ず必要です。そしてこの想いと言葉をそのまま行動できれば、流れはつかめます。

簡単そうですが、真の理想を確信する部分が本当に難しく、そして広言した場合、想いに揺らぎがあると、言動が嘘、もしくは間違いになる。このちぐはぐさがあると迷うことになり、行動や努力もパッとしないようです。

したがってこの、想いと言動と行動を一致させるような思考方法を手助けするツールとして、効果的な情報操作を考えてセルフクエストはアップデートしていっているところです。

びっくりすることがあります。いつもノートなんかに理想的な「絵」を書くわけですが、実際にその通りになっていくようです。現在の生活もよくよく思い起こせば、昔ブログにアップした写真やノートに描いた風景が、ほぼその通りに目の前にあったりします。それはいつも後から気づきます。そういえば、大きい黒い犬(ルパン三世カリオストロの城のカールのような)を思い描いたことがあるなとか。。フローリングのキャンピングカーの写真をブログにアップしていたなとか、、それは実際の生活の中で、「あ!」と思い出したりします。実現は自分の欲求をも追い越している場合もあります。


牧瀬:そのようにセルフクエストは常に進化しているわけですか?
大平:自己実現の方法論は、きっと目新しいものなんて無く、人間の中に確立された真実が存在しているだけだと思いますが、わたしが過去や歴史から見つけてくる事例や傾向、現実的な経験を踏まえて思考方法を常に共有していたいという想いがありますので、進化というか変化していることは事実です。
今言ったような、写真や絵、わざわざWebを使わなくてもいいのですが、それらを収集するツール機能があれば情報の一元化という意味では便利かなと思ったりし、お客様が望めば、都度、そういう機能を加える、、といった感じでアップデートしています。


牧瀬:実際のセルフクエストを行動することについて何か注意点とかありますか?
大平:葛藤としては、自己本位的な理想と人のためになる理想のバランスです。夢見はどうしても自己本位的に欲求を満たす行為へと走りがちです。しかし自己実現を達成することは必ずしも幸福になることとは違うという事実があります。自分がより理想を求めた結果、達成してから違う厄介事が現れてきたり、ひとりだけの成功によってとても寂しい思いをすることになったりすることもあります。その原因は自己本位過ぎるという点に尽きると思います。

人々はいろんな夢を持っていますが、万民に唯一共通している「夢」は「幸福」になることです。そこを達成することを本来忘れがちでどうしても俗欲を満たしたいと願ってしまいます。

「幸福」になるという夢を達成するには、「幸福」を追い求めるのではなく、今ある「幸福」に気づくというスタンスが必要です。セルフクエストによって「理想」を追求する際に、今の自分に無いものばかりを求めているとどうしても「自己本位」に陥る傾向がありますが、「今」の自分にあるものに気づくと、それを発揮して分け与える他者本意の思想が少しずつ芽生えてきます。無いものは与えられないが、持っているものは分け与えられるわけです。

よって人は俗欲な自己実現の達成を経験してそして学ぶべきだと考えます。
華花しい成功が、人生において痛い勉強になったという経過を経て、真の自己実現に向かえばいいのではないでしょうか。


牧瀬:セルフクエストを取り組む人はどのような人ですか?
大平:実際のアンケートを見ると、自営業者や経営者、そして学生が多い傾向にあります。もともと主体性を持っている方に共感を得ていることは開始時から変わっていないようです。様々情報収集も怠り無くしていることと思いますが、それに流されることに危機感を抱いているのでないかと推測しています。

自分情報を一元化してまとめておく、もちろんそれはWebサービスではなく手帳やノートでもいいのですが、インターネットに向かう時間が長い方々が、その作業の中で、セルフクエストを利用する時間を充当させていることと思いますし、わたし自身がそうです。

テレビもそうですがインターネットも時間泥棒の多いメディアです。すこしでも自意識をサポートできるメディアとしてセルフクエストを充実させ、時間泥棒から身を守るセキュリティコンテンツとして確立したく思っています。


牧瀬:セルフクエストを取り組む人に何かメッセージをお願いします。
大平:自分の想いに確信を持つということは、何かしらの不安を克服するということでもあります。しかし、誰でも保険の効くような将来をもっているわけではありません。つねに不安や恐怖とどう向き合うかというテーマがあります。自分の中で様々な能力や人間関係、そして過去の経験や知恵をめぐらして、不安を退治し、自分を信頼できるようになりたいと思います。セルフクエストで自己と充分に対話しながら、その内容を時々他人と話合ってみたりしながら、自己の確信つまり、自分を信頼できる感覚を覚えれば、後は、わかりやすい広言の方法や計画的行動は練習とこつあるのみだと思います。

また忙しい社会生活ではありますが、その中でも本当に時間泥棒の多い世の中です。そんな誘惑の少々のスキマにでも、自己の主体性を持った時間をもって将来の種まきを始めて欲しいと思います。
そう誘惑に流される機会を少し減らし、今の現状に満足できる部分をどんどん見つけて、信じられる自分の理想を生きれるとき、本当の勝ち組と言えると思います。
がんばってください!と言うよりも、そういう時間と想いを持ち続けてくださいとお願いしたいと思います。


牧瀬:ありがとうございました。
大平:ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

セルフクエスト主催者 ~プロフィール~

おおひらしんすけ 1968年生れ大阪出身。

IT創生期より、CM/VP/CG映像・音楽製作、CD/DVD-ROMソフトウェア開発を経て、ホームページ企画制作、データベース&Webアプリケーション設計開発を経験してきました。

時代の流れと要求のままに、大手・中小の家電・車メーカー、不動産会社、飲食業等のホームページ、業務管理システム、ポータルサイト運営等のプロジェクト企画進行・広告営業、実制作を手がけています。


加えて、インド、メキシコ、オーストラリア、アメリカ等の民族生活区等への旅を重ねることしばし、人間本来の生活の原型を意識し、心理学や宗教学、民俗学や自然科学、スピリチュアリズム等を独学。時代や社会の枠組みを超えた主体的なライフスタイルの確立が大切であるとセルフクエストを通じて共有している。

2年程前、これも時代要求に即し、都市型生活から自然共生型へのライフスタイル転換を志し、首都圏での活動を半減させ松阪市に移住、現在東京圏でのインターネット関連業務と、三重県松阪市でパーマカルチャー的な自給生活を両立しており、21世紀型ライフスタイルの樹立を観察中。

2009年、これまでのインターネット業務の経験を地域で生かせないかと松阪事務所を開設し新規営業を開始、業務活動を東京首都圏ー松阪地域圏ー大阪 の圏内でさせていただいております。



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